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三条市に新しくオープンする施設を、
デザインにてお手伝いさせていただいております。
今年の初夏の頃でしたでしょうか、
初めてお声掛けいただいてから
模型を前に、現場に足を運び、人に会い、試作を味わい、
ミーティングも何度重ねて来ていることでしょう。
苦労もひとしおですが、ここまで時間と労力をかけて、
選び、吟味し、作り込んでいける仕事に関われることもまた
この上ない幸せでもあります。
年末に入り、少しづつ具体性を帯びて見え始めている
プロジェクトのあらゆる面々。
もう少ししたら、徐々にお披露目できるかと思います。
最近では、グラフィック以外のものもでも
作らせていただくことがあります。
(もちろん「デザインする」という意味で、
決して縫製などができるわけではありませんが)
こちらは革使いの小物。
「これを作りたい」ではなく
「こういうことをしたいんだけど、何を作ったらいいかな?」
の段階からお話をいただき、
少し実験的になりますが、ご提案させていただきました。
上がってきたサンプルの出来が良くて、ひと安心。
ここからのツメも気が抜けませんね。
弊社では、その中のリーフレットのデザン、
ブックカバーの製作をさせていただいております。
他にも全国のグラフィックにも力を入れているお店が
たくさん載っていて見応えありますので、
書店で見かけた方は、是非ともパラパラめくってみてくださいね。
今年もまた、計7回、
全ての三条マルシェに出店させていただきました。
お越し下さった多くの皆様、
誠にありがとうございました。
さて、来年はどうなるでしょう。どうするでしょう。
今後とも、3+、K・ART、FURICO(紛らわしい!)を
よろしくお願い致します。
K・ART 関川一郎
昨日は、とても有意義な一日を過ごすことができました。
午前中から、新しくお話をいただいた案件で五泉市へ。
実際に商品の製作手順を見せていただきながら、
ブランドに対する考えを色々と伺いました。
わたしたちと考えていること、やりたいことなどが似ている部分も多く、
とても面白くお話をお聞きすることができました。
こちらは、これからブランドロゴなど一連のツールの制作に入ります。
夕方に三条市に戻り、
夜は市内の「くう象」さんで、共通の知人を介してのメシ。
ほとんどが初めてお会いする方々でしたが
食に関して幅広く活動されている方、刺繍作家さん、カフェの店主さん、
ネットで海外の食器を販売されているご夫婦と、
様々な分野の方の面白いお話を聞くことができました。
尚かつ、場所がくう象さんですので
とても美味しいスパイス料理をいただくことができたという
幸福な一日。
帰宅して、わたしたちも
いつものように「もっとがんばらねば!」と誓い直した、
そんな一日でした。
日頃、なかなかゆっくりと読書する時間を持てないのですが、
先週末に東京へ行った際には、
バスの中でじっくりと読むことができました。
エフスタイルさん。
使われている言葉(言い回し?)が素晴らしい。
嘘がなく(おそらく)、正確で、そして強いです。
独自のやり方で、自分たちの信じることを貫いてこそ出てくる
本当の言葉なのだろうと思います。
一方まだ読んでいる途中のナガオカさんのやりかた。
D&DEPARTMENTの立ち上げ、それ以前の
D&MA時代からの著者のブログからの抜粋ですが、
こちらも強い意志のもと、少しづつ前進されてきた様子がわかり
とても面白いです。
・その時、できることで夢を少しでも具現化する
・やったことはないけれど、具体的に商品仕入に走る
・常にそのやりたいことを考えていられないなら、やらない方がいい
など。目次を読んでいるだけで、今のわたしにとっては、
とても参考になり、また勇気づけられる言葉ばかりです。
学問系からビジネス系など、色んな本を読むように心がけていますが
最近はこんな感じのものづくり、ことづくり、
ひと味違ったデザイナーの思考が伺えるような本が
気分的にフィットします。
以前よりお店のブログを拝見していて
「イタリアの上質なヌメ革が入っている」と知り、
機会があったら何か作っていただきたいと
ずっと狙っていたのです(笑)
革はそのイタリア製の真っ赤なヌメ革、
ジッパーはWALDESの真鍮製、
形はお店に置かれているサンプルをベースに
サイズなどの細部を指定させていただき、
最後に娘のイニシャルである「K」をステッチしてもらい、
子どもには明らかにその価値が判らないであろうと思われる(笑)
贅沢な完全オーダー品が完成しました。
(ふだん質素に暮しているぶん、たまには贅沢もいいかなと)
ラッピングには、
これまた贅沢にもヒッコリー生地に革紐&革リボンまで!
予想以上の素敵な仕上がりに感動してしまい、
思わず娘にあげるのがもったいなくなってしまいました。
(もちろん、あげましたよ、大人ですから)
ソウルキッチンさん、本当にありがとうございました。