一定期間更新がないため広告を表示しています
ただ今、燕三条地域は今年で4回目を迎えた
『工場の祭典』で盛り上がっています。
昨夜はその『工場の祭典』のシンボルである
「ピンクストライプ」のプロジェクションマッピングが
えんがわ・三条スパイス研究所にやって来ていました。
いつものスパ研ロゴ入り暖簾に、
今夜だけはピンクストライプが重なってご覧の通り。
『工場の祭典』は10/9(日)まで開催です。
先日行われました三条ものづくり学校1周年記念感謝祭に合わせ、県央地域4人のグラフィックデザイナーが集まり企画させていただきました『ぶっちゃけトーク&ロゴマーク大喜利』。
その告知のためのロゴマーク(イメージビジュアル)を約10分間でデザイン(発案からフィニッシュまで)致しました。
「ぶっちゃけトーク」とは、この地域で働くわたしたちだからこそのあんな話、こんな話を。
「ロゴマーク大喜利」とは、会場のお客様にお題をいただき、メンバー4人がその場でそのお題に合わせたロゴマークを提案するという、ちょっとキケンな企画(笑)
イベントの内容に合わせてスピード重視で作ったロゴマークでしたが、せっかくなので改めてご紹介させていただきたいと思います。
下に並ぶローマ字は、メンバーそれそれのイニシャルで、左から関川、西村、茂山、吉田。その4人でなんやかんや言い合うということをわかりやすくビジュアル化しました。
10分(いや15分だったかなぁ〜)のわりには、我ながら、まぁまぁ悪くないものだったのではないかと思っております。
当日のイベントは大盛況!(あ、わたしたちの事でなくて「1周年感謝祭」自体が、です)わたしたちのイベント会場にも30人程度の方が入ってくださったでしょうか。あまり人前で話すことに慣れない関川で申し訳ありませんでしたが、他のお三方の力もあり、それなりに楽しんでいただけたのではないでしょうか。
三条ものづくり学校さん、1周年本当にあめでとうございます!今後の展開も楽しみにしております!
気がつけば、ひとつのロゴを仕上げるまでにこれだけ描いていることも。
この前後で捨てているものも多いので、実際にはこの倍近くでしょうか。
良いか悪いかは別として。
「どのようにつくるのですか?」と聞かれることも多いので。
もちろん最初は、こうして手描きからです。
春になり、冬のあいだ事務所内に置いていた植物たちも、
できる限り陽の光と風を浴びせるよう、外へ出しはじめています。
そうすると、室内が急に淋しくなるので、
一日に1つか2つだけ、「今日はこれ」と
決めた植物を事務所内へ招き、飾ることにしています。
育てることと、楽しむことを半分づつ。
今日はこの方。
すっかり秋めいて(と言うかもう冬ですね)、
弊社の近所の本成寺でも紅葉が始まっています。
最近、事務所内の本棚を、ひとまわり大きなものに替えました。
長らくの間、市内の大工さんに
造っていただいたものを使用していたのですが、
数年経ち、資料や本(私物含め)も増え、
やや手狭になったため。
新しい棚(と言ってもモノは古い)で容量が2倍程になったぶん、
棚内に少し余裕ができ、想いました。
棚の中も頭の中も、このくらいの隙間があった方が、
きっといいクリエイティブができるのではないか?と。
※以前の棚も、もちろん別の場所で活躍し続けてもらいます。
先週のお話になりますが、
ポーランド陶器をインターネットで販売されている
マチトキさんの新事務所へお邪魔してきました。
新事務所は、新潟県加茂市の旧七谷郵便局舎。
市の指定有形文化財になっている、とても趣きのある建物です。
古い木の風合いと、陶器の鮮やかな色合いの
コントラストがたまらない。
運営されているお二人も、そんな雰囲気に合った
とても素敵なご夫婦です。
あ〜、僕らもこんな場所で仕事がしてみたい・・・
居る間も、帰ってからも、そんな想いでいっぱいになった、
羨ましくも満たされた訪問となりました。
しばらく更新が滞ってしまっていましたので、
何か書きますね(笑)
今年の初めに作ったこのロゴが、
(正確には去年末の制作になりますが)
今年、2012年のわたしのテーマでした。
12年は、自由に。
当ブログではなく、こちらのブログに載せていました。
とにかく、ともすると自らの思考、アウトプットするものが
小さく、堅く、守りに入りがちな自分自身に贈るために。
同じく、このメッセージを年頭のご挨拶のビジュアルとして、
つまり年賀状として、お付き合いのあった方々にも送りたいと。
で、そろそろ今年一年、
このテーマをどれだけ体現できたかを振り返る時期ですね。
できた(と思っている)こと、できなかった(と思っている)こと、
来年のためにも、しっかりと意識化しようと思います。
そして、「できなかった」部分は引き続き抱え、
また新しく、来年のテーマに挑みたいと思っています。
あるコーヒー屋さんから聞いたお話。
購入した焙煎機の業者さんに言われたそうです。「焙煎し始めると、一体どの加減がいいのか分からなくなる。でも、その一度分からなくなった状態は、最初の何もしていない状態に比べて格段に『解っている』はず」と。
デザインについても(いや、全ての道について?)同じことが言えるのでは?と思いました。以前に原研哉さんが仰っていた。例えばいいコップとは何か?ただ漠然と考えている時には自分の中の「いいコップ」のイメージはあるけれど、いざ自分でデザインしてみようとコップについて考え始めると、深さはどの位がいいのか?大きさは?形は?・・・コップって?いいコップって?と、だんだん分からなくなってくる。しかしその「分からない」という状態こそ、コップというものに対する自分の認識がひとつ深くなっている証拠でもあると。(おぼろげですが、確かこんな意味だったような)
仕事でも、私生活でも。
色んな要素が重なり、何が正しいのか、良いのか、正直分からなくなることもある(笑)。でもよくよく考えてみると(要素を整理してみると)、以前の「つもり状態」に比べれば明らかに良い方向に前進していたり。
あとはその状況をもう一度噛みしめ、しっかりと「いいかも」と感じ、認識することで自信に繋げ、道を開いていくしかないですね。