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わたくし関川が三条に越して来て、
ここケイ・アートで仕事をするようになってから
早いもので、もう1年とちょっとが経ちました。
いくつかのお仕事をさせていただく中で
残念ながら世に出る事のなかった
いわゆる「ボツ」の作品(仕事)がいくつもあります。
今回は、そんなボツたちの中から
新潟の串屋二助さんのものを2つばかり
ご紹介させていただこうと思います。
ロゴマーク
まずは実際に採用になった現在のロゴがコチラ。
そして、ボツになった案↓
二助(一助も)の店主さんとは高校時代からの付き合いなので
打ち合わせでは、わりとはっきりとオススメ案を推します。
そして店主からも、嫌なものはハッキリ言われます。
このロゴを決める際も、3案提出した中の
わたしとしては、実はコレが一番の自信作でした。
お店のアプローチ部分にふんだんに使われていた
「竹」をモチーフに、オリジナルで作成した書体です。
しかし店主は見るなり「これは無いなぁ〜」のひと言。
まさに秒殺・・・
当時は正直ヘコみましたが、今となっては
確かに、現行のロゴで正解だったかなと思っていて、
店主さんの「眼力」に感心、という感じです。
二つ目。
以前にもご紹介した現行のものがコチラ。
一方、ボツになった案がこれ↓
お店の入口を入って真正面に大きなガラス面があるのですが、
そこに何らかのグラフィックを施したいとの依頼を受けてのもの。
わたしとしては、断然この案の方がオススメで、
これに関しては店主さんも多いに気に入ってはくれたのですが、
ただ一点、
「酔っぱらったお客さんが本当に暖簾と間違えてしまい、
かえってぶつかってしまう人が増えるのでは?」という、
本来の目的が解消されない可能性があったため、結局は別案が採用に。
こんなふうに、面白ければオーケーという訳ではなく、
かといって問題点がクリアされていれば何でも良しという訳でもなく、
理想としては、面白く・カッコ良く・美しく、理にかなったやり方で
問題の解決をしなければいけないわけです。
そこが、デザインの難しくも面白いところ。
とまぁ、こんな感じで
実際に世に出ているものの数倍(あるいは数十倍)は
ボツたちがあるんです。
また機会がありましたら第二弾としてご紹介させていただく
・・・かも知れません。
三条市月岡にある『菓子工房 クリュ』さんと
三条市立月岡小学校の6年生(スイーツチーム)の生徒たちが
共同で、地元にちなんだケーキを開発・製造し、
本日よりクリュさんで期間限定で販売されます。
弊社では、そのはじまり〜ケーキの完成までをまとめた
小冊子作成のお手伝いをさせていただきました。
(今回はデザインとうより、ホント「お手伝い」です)
菓子工房クリュさんのアドバイスのもと
月岡小学校の生徒たちがアイデアを出し、
それをクリュの職人さんが「製品」にまとめ上げ、販売する。
月岡小学校の総合学習の一環で、先生側からの提案を
クリュさんが快く受け入れ、実現したらしいです。
ケーキは地元三条や新潟にちなみ発案された5種類。
本日1/21より『菓子工房 クリュ』さんにて数量・期間限定で販売。
ご興味おありの方は行ってみては?
三条市島田の『あんみつ屋カフェ』さん。
お仕事でお手伝いさせていただいた訳ではないのですが、
弊社の近所で、よくお邪魔しているんです。
シンプルで落着くインテリアの店内で
ゆっくりと、和のスイーツをいただくことができます。
加茂市『渡英商店』のあんこや白玉粉をベースに
厳選した自然素材を使い、店主の佐藤さんが手作りしています。
写真は定番の「あんみつ」と数量限定の「ワッフル」。
この他、白玉や求肥を使った甘味、
小腹を満たす「小倉トースト」やドリンク類も揃っています。
(外観の写真がなくて、ごめんなさい)
営業日は週に3日だけとひかえめ。
でも、そのレア感がかえって人を惹き付けるのか、
最近は伺っても満席に近いこともしばしば。
それでも、席は充分にスペースをとって配置されているので
ちゃんとゆったり感がるんです。
週末の午後、ほっとしたい時なんかにオススメ。
あんみつ屋カフェ
三条市島田2-8-3
お電話/0256-35-0935
営業時間/木・金・土 11:30〜16:30
ちょっと前の話ですが・・・
以前に会社案内を制作(デザイン&コピーライティング)させていただいた会社様より「あの会社案内にお客様が共感して下さり、受注をいただくきっかけとなったんです」と、とても嬉しいご報告をいただきました。
通常、デザインの効果というもは目に見えにくかったり、はっきりと数字にすることが難しかったりします。ゆえに単なる「見た目」や「飾り」のことだと勘違いされがちです。しかし本来デザインとは、しっかりと設計することで、人に届き、伝わり、その結果、人を動かす力のあるものだと考えています。(そう信じて日々奮闘中です・・・)
今回いただいたご報告。もちろんその会社様にもともと魅力があったことは言うまでもありません。しかし、その「魅力」「強み」をデザインによってより伝わりやすい形にしたことで、見る人に届き、結果として「デザインの効果」を発揮することができた。そんな好例のひとつとなったことを大変嬉しく思います。
年末年始に東京へ行った際、
いくつか気になっていた場所を訪れてみたのですが、
一番良かったのがここ DAIKANYAMA T-SITE 。
代官山の「蔦屋書店」。
建築からインテリア、サイン、グラフィック・・・
(建築のことはあまり分かりませんが)
トータルとしてのコミュニケーションがとても考えられているようで
何時間でもいたくなる、まさに「OTONA」な空間。
とても参考&刺激になりました!
(店内は撮影禁止でしたので、残念ながら画像はナシです)