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昨日、地場産で行われたフリーマーケットにて購入。
トイレの棚に置いてみました。
(妻が置いたようで、気づいたらそこに居ました)
壁が紺色なのでマッチしているかと思います。
デザイン制作において「ひっかかり」をつくる
つまり、すんなりと受け入れられる要素だけでなく
どこか心に引っ掛かる「くせ」のような特徴を
意図的に作り、忍ばせることが大事だとよく言われます。
その「ひっかかり」は、
時として「分かりづらさ」になっていたり、
一見「不必要」に見えたりすることもあります。
しかし、見た瞬間に理解できるものだけでは
すぐに飽きられてしまうものになる。
最初はむしろ「?」と感じるくらいの方が
消費されず、記憶に残り続け、
結果的に永く愛されるものに成っていく。
ということです。
先日のNHK『プロフェッショナル』でも、
やはりこの「ひっかかり」について触れられていて、
(番組上ではこの言い方でなかったかも知れません)
自分の仕事を振り返り、改めて考えさせられました。
自分の作るものは「くせ」を抜き過ぎてはいないか?と。
永く愛されるものにするための「ひっかかり」を意識すること。
それをクライアント様に納得していただくための説得力を磨くこと。
考える。つくる。提案する。実現させる。
日々精進ですね。
昨年の10月から今年の1月にかけて
関東鉄道協会様の主催にて
「第1回 関東みんてつモバイルスタンプラリー」
というイベントが関東圏で行われました。
弊社では、そのスタンプラリーを完全制覇された方々に進呈される
認定証をデザインさせていただきました。
協会に加盟されている41社中、 今回のスタンプ設置箇所となったのは39社(駅)。 デザインにおいては、その39社を39色のラインで表し、 矢印を走らせることで「走破」を表現しています。 多くの駅がひしめく関東圏とはいえ、 短い期間で39路線を制覇するのはなかなかのこと。 チープにならず、適度な「品」と「楽しさ」とが 共存するものを目指しました。 ラリー終了からしばらくして進呈された認定証ですが、 受け取った方々が、再び達成感を 感じられるものとなっているといいのですが。
週に一度、自作したマッサージ券をリビング内に隠し、
見つけたらもらえる、という遊びをしています。
(正確には「やらされて」います・笑)
これは、そのマッサージ券。
デザインは毎回違っていて、これで3枚目になるのですが、
いつも、隠される場所とリンクしたデザインになっているんです。
CDプレーヤーの上に貼られていた時には丸いディスクの形の券。
掲示物の上に重ねられていた時には、券に穴が開いていて
その穴から下の掲示物が見えるという手のこみよう。
今回のデザインは、いつも背中の施術から始まるためか
「マッサー ジけん」という1枚づつが、
まるで背骨のように連なったデザインに。
これが筒状の一輪挿しの周りにぐるっと巻き付けられていました。
「券とはこういうもの」という既成概念に捕われない
余白たっぷりの自由なデザインですね。
今後もどういうデザインが生み出されるのか、
ちょっと楽しみです。